マラソン強化合宿に誘われて日光の中禅寺湖に行ってきました。
(マラソンの話は又今度・・・ね)
中禅寺湖を望む豊かな自然に囲まれたこの立地にイタリア大使館別荘本邸は、
アントニオ・レイモンドの設計により昭和3年に建築されました。
老朽と財政の問題から平成10年に栃木県がイタリアから買取し、できる限り建材や家具の再利用をしながら正確に復原されたそうです。
内外装共、日光の杉皮と木炭を使用し、正目やイチマツ、ダイア柄などパターンを変えながら張り方によりデザインされているところに特徴があります。(↓絵画など掛けなくても既に壁面がアートだと思いません?)
当時の食卓をイメージしてコーディネートされたテーブルにはリネンのクロスとナプキンが。質素なまでにシンプルなテーブルセッティングもこのリネンクロスが効いていて、とても存在感がありました。(やっぱりコットンとは違います・・)
そしてこれが80年前のファブリック
ソファの張地なのですが、当時使用していたそのままを展示しており、まさに歴史を感じさせる逸品。利用頻度が極めて少なかった為、痛みも少なく済んだそうです。そうそうソファの中材は現代と違って、馬の鬣と尻尾!なんですって。。。 Hiroko